○スイッチの開拓

ドライを何度か体験したら、どのようにしてあの境地に逝けるのか、微妙な部分がいろいろわかってくると思います。

でもここが最初のハードルを越えたところです。
タック・股間整形でのドライオーガスムのためにはここで立ち止まってはいけません。

基本的にエネマグラは前足で会陰部を刺激する仕組みになっています。
しかし股間にペニスを折り倒してしまうタック状態ではこの会陰部の刺激が使えません。

次のハードルは会陰部の刺激を使わずにドライに逝けるようにすることです。

実際、ドライで逝ける状態というのは前立腺への単純な刺激だけでは実現不可能です。
エネマグラで機械的に前立腺を圧迫してもなかなかドライのスイッチは入りません。

ドライに入るためにはメンタルな部分でのアプローチが大きなウェイトを占めます。
むしろ肉体への物理的な刺激はそこに達するためのスイッチに過ぎないということがわかってくると思います。

○ドラッグの使用

一部のドラッグはドライの導入にとても効果があると報告されています。
実際、ドラッグをドライへのスイッチにしている人は多いようです。

なにしろドライはメンタル部分への依存がとても大きいので、これは納得できる話です。

ただ、市場で手に入る「合法ドラッグ(脱法ドラッグ)」は千差万別。
うっかり手を出すととんでもないことになることは覚悟しておいたほうがいいです。

わたしも一度だけ、ドラッグを服用したことがあります。

友人が使っていたものなので安心していたのですが、飲んでみたら全身の感覚がおかしくなってしまい大変な思いをしました。

すべての感覚がすごく敏感になってしまって、ちょっとした刺激が何倍にも感じられて、これはイケルかな……と思っていたらその後精神のバランスがおかしくなってしまいました。

その後、醒めた後の吐き気にずいぶん悩まされました。

友人が持っていたもので自分が何を飲んだのかもちゃんと理解していませんでした。
ちゃんと効果のあるドラッグをちゃんとした量で服用すればよかったのかもしれません。
でも、わたしはこの一件以来ドラッグに懲りてしまい二度と手を出していません。

たしかに効き方には個人差、体質差もあるのだと思います。
うまく体質に合う人ならその効果は大きいのではないでしょうか。

ドラッグについては エネマグラの多くのサイトでも効果報告が出ていますので、それらを参考にしてください。

ただし、ドラッグを使用する場合はリスクを十分に理解して、自己責任で行ってください。

これくらい形のいいオッパイがあれば、いくらでもオナニー可能なんだけど・・・

○乳首オナニーのススメ

ドライのスイッチとしてペニス以外の性感帯の開拓は必須です。

ドライについて書かれている多くのサイトで薦めているのが男性の乳首オナニーです。

乳首を性感帯として開発することで、ドライのスイッチにするのです。

男性にとって乳首はあまり使う必要のない体部なのですが、ここには無限の可能性が秘められています。

前立腺と同様に、多くの男性にとって乳首は未開の大地です。
ここの神経を鍛えて、性感帯として活用できれば今までと違った世界が見えてきます。

距離的にもペニスから遠い場所なので、ペニス刺激を忘れるためにも適切な箇所だと思います。
わたしの場合は、この乳首の性感帯の開拓にすっかりはまってしまいました。

○乳首トレーニングとブラジャーの着用

乳首感覚を得るためにはそれなりのトレーニングが必要です。

お風呂に入ったときには湯船の中でマッサージを欠かさないようにして、入浴後は女性ホルモンの入った乳液などでケアをします。

このようにして日ごろからオッパイを大切にすることを忘れないようにすることから始めましょう。

またそのためにはブラジャーの着用は欠かせません。

乳首がTシャツなどで常に擦れていると乳首はだんだん鈍感になってしまいます。
ブラの着用はそれを防ぐために必要なのです。

ブラジャーはカップの柔らかいものでサイズの合ったものを選びます。
乳房のない男子なので必然的にAカップとかAAカップを選ぶことになります。
（このサイズだとデザインが限られたりアンダーバストのサイズがなかったりと不便ではありますが……）
カップの無いスポーツブラなども選択肢としてはいいでしょう。

ブラジャーでオッパイを守っていると、開放されたときの快感が味わえます。
そのときに乳首をつまんでやれば、それまで得られなかった感覚が得られるはずです。

○イメージトレーニング（と緊縛の世界）

乳首トレーニングで女装、コスプレ、ブラジャー着用は有効です。

この中で気づいたのは「緊縛」。

乳首を挟むようにして縄掛けすると搾り出された乳首は異常なほど感覚が増します。

これは本当の女性ならもっとすごいことなんだと思いますが、乳首を搾り出すことで男でも乳首に普通以上の感覚を得られます。

縛られて犯される女の子……こういうイメージトレーニングをしていると、乳首の感覚はどんどん向上します。

……って、どんどんドライから話はずれていくようですが、ペニスに頼っていたオナニーから脱するためにはこれくらいの努力が必要だということです。

まずは乳首だけで十分に快感を得られるように努力してみてください。

○タックとドライの関係

ある程度ドライを体験できるようになると次はタックや股間整形でのドライです。

タックをした状態でのメリットはオナニーでペニスに頼ることができないということ。

体の中にペニスをしまいこんでしまうので、ペニスをしごくことができないわけです。

ここでもういちど前立腺の位置を図で確認してみましょう。
エネマグラは直腸壁を介して後ろから体内の前立腺を刺激します。

タックをしてペニスを後ろに倒しこむと、尿道の位置がひっぱられて恥骨が前面に押し出されます。
この形になると前立腺は体の前面からでもアクセスしやすくなります。

前立腺が前方に置かれた状態でおへその下部に電気マッサージ器などを押し当てて、低周波の刺激を与えるとかなりの確率で体内の前立腺にも刺激を与えることができます。

強力なマッサージ振動だとそれだけで逝ってしまえます。
タックと前面からの前立腺刺激の相性はとてもいいようです。

股間を女の子の形に整形して、乳首を刺激しつつのオナニー。
これでドライの世界に入れれば完成です。

ドライの快感は射精でフィニッシュにならないので、長い時間楽しむことができます。しかも絶頂度(快感度)は射精の何倍も上です。

女の子の快感を体験してみたい方には必須の技術だといえます。

でも、これは一度体験してしまうと後戻りできない危険な世界でもあります。
（男としての普通のセックスがとてもつまらないものになってしまいます）

そのあたりのリスクを十分考えてからこの世界に入ってください。

参考になるサイト
・ エネマグラ後方支援
・ ドライオーガズムの☆

お勧めの本
・ エネマグラ教典―ドライ・オーガズム完全マニュアル

（次は禁断の世界 オマケ→）